今年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台、井伊谷とはどこにある?

  

歴史好きとしてはどうしても押さえておきたい大河ドラマ、先日もこのネタで記事を書きましたが、今回も今年始まった「おんな城主 直虎」から、大河ドラマのテーマが直虎と決定してからというもの、ご当地では盛り上がりを見せているのですが、直虎が生きた「井伊谷」は、どこにあるの?という声から、そもそも直虎という人物は知らないとネットでもザワザワしていましたね。

 

で、主人公の井伊直虎について、ちょっとお勉強。

 

井伊家は元々平安時代からの旧家であり、戦国時代、井伊谷城主(国人)である井伊直盛の娘として誕生します。父・直盛に男子がいなかったため、直盛の従兄弟にあたる井伊直親を婿養子に迎える予定でした。が、井伊家家臣が当時東海地方に勢力を伸ばした今川義元に讒言し、直親の父、直満を謀反の疑いで自害させられ、直親にも危険が及ぶと、井伊家の領地から脱出、信濃に逃亡。その所在も生死秘密とされていました。直親の許嫁であった直虎は龍潭寺で出家することになったのです。後に直親は、父を讒言した家臣が亡くなると、今川氏に復帰しますが、信濃にいる間に結婚をしたため、直虎は婚期を逸すことになったとされます。その後、井伊氏には不運が続き、直虎の父・直盛が桶狭間の戦いで戦死、直親は、これまた家臣の讒言により、今川氏真に殺され、曽祖父の井伊直平までも死亡すると、家督を継ぐ男子がいなくなります。そこで白刃の矢がたたったのが、直虎。女性地頭を誕生の誕生です。その後の直虎は追々大河ドラマで確認するとして、彼女は、直親の遺児である直政を養子とし、徳川家康に出仕させるまで育てあげるのです。

 

 

この井伊谷(いいのや)がどの場所かといつと、今の静岡県浜松市。浜名湖の北に位置する標高100メートル程度のなだらかな丘で、そこには井伊谷城がありました。城は、1590年、直虎の跡を継いだ井伊直政が家康に従って関東に移ると、井伊谷城は廃城され、約580年の歴史を閉じたのですが、あたり一帯は現在でも「井伊谷(いいのや)」という地名が残っています。井伊谷城の跡地は、現在は「井伊谷城跡城山公園」として整備されています。

 

井伊谷を訪れたらたら、龍潭寺をはずしてはいけません。龍潭寺は、井伊家の菩提寺で、直虎の時代は、曽祖父・直平も帰依された黙宗瑞淵和尚が住職としていました。寺内には貴重な宝物が展示されている他、庭園が見事で、四季折々の姿を楽しむことができます。江戸初期に造られた国指定名勝「龍潭寺庭園(池泉鑑賞式庭園)」、国指定重要文化財「宋版錦繍萬花谷」、県指定重要文化財「遊楽之図」など貴重な文化財が所蔵されています。龍潭寺山門の南には、井伊家初代共保公が出生したという伝説のある井戸も。

 

 

アクセスは、ぜひ天竜浜名湖鉄道を利用するのがおすすめ。JR掛川駅とJR新所原を結ぶ全長67.7kmの鉄道で、特に見所は、この井伊にも近い、浜名湖沿岸を走る西気賀~尾奈間。気賀駅から徒歩すぐのところに大河ドラマ館がオープンしましたので、こちらもぜひ。

 

★天竜浜名湖鉄道
https://www.tenhama.co.jp/

★井伊直虎特設サイト
http://www.hamamatsu-daisuki.net/naotora/

 

 

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