こんなものにも違いがあるんだ! と再認識 ~くらべる東西

  

先日紹介した恵方巻きもそうですが、関西では当たり前の文化が他の地域の人にとってはびっくりだったり、当たり前と思っていた人が全国区だと思いきや、自分とところだけ!と驚愕したり……。狭い日本でも地方地方で独自の文化があることに驚かされることが多々あります。今回ご紹介する『くらべる東西』は、タイトルからもわかるように、東と西で違うものを、それぞれ写真に撮って、一目瞭然にしています。

 

表紙の銭湯、全然違うでしょ。東の銭湯の浴槽は、入り口からみて奥に配置しているけど、西の銭湯は、真ん中に鎮座(笑)しています。これも東と西の気質や、その土地の職業とか関係しているとか。ただ、真ん中に浴槽配置すると、配管が複雑なるので、最近は減ってきているそうです。

 

一番わかりやすいのが食べ物。おでんとかは汁の濃さが違うとか、なんとなくわかるのですが、ぜんざい、いなりすし、厚焼き玉子など、東と西とでは、全く違うんです。特に私がびっくりしたのが、卵サンド。え、違いがあるの?って思いきや、あるんです。東京の人間が、西の卵サンドを見ると、ずいぶん手が混んでいる? でも私の友人の関西人は、東京の卵サンドは、クリーミーで口当たりが滑らかで、初めて食べた時は感動したと言っていたっけ。写真を見るとおわかりになるかと思いますが、西は、とにかく焼き目は入っている(笑)。パンはトーストされているし、卵は卵焼きだし。私が普段目にする卵サンドとは全く別物。それじゃあ、ホットサンドだよ~~ってつっこみたくなります。

 

 

こういった東と西では何が違う?ってのは、それこそエスカレーターの並ぶ場所だとか、散々今までネタにされてきましたけど、この本は、今までのものとは一線を画しています。違いは食べ物だけでなく、「食べ物」という定番だけでなく、生活用品はもちろん、環境、文化もそれぞれ違う。座布団ひとつとっても違いがあります。「縄文土器」とか「のれん」とか「落語家」とか、みんな「ん?」となるもの数多く登場。雛人形の顔つきだって、東と西で違う。雛人形って、時代時代で配置や顔つき、来ているものが違い、その世相を現すというけど、土地土地でも違うものなのですね。

 

ネタひとつひとつにきれいな写真付きで解説されているから、あなたも話題づくりにこの東西あるあるを知ってみてください。

 

 


くらべる東西

 

作者: おかべたかし,山出高士
出版社/メーカー: 東京書籍
発売日: 2016/06/09
ディア: 単行本(ソフトカバー)

 

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