いくつもの奇跡が生んだ、珠玉の再生物語「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

  

前評判が高く、第32回サンダンス映画祭で発表されてから口コミが評判を呼びヒットしているヒューマンドラマ「マンチェスター・バイ・ザ・シー」が、いよいよ本日より公開されます!

 

兄の死をきっかけに故郷へ舞い戻り、兄がのこした16歳の甥の面倒を見ることになる男を主人公に、絶対に忘れることのできない絶望の淵から一歩を踏み出す「再生」を、優しく丹念に描いたこの作品は、アカデミー賞はもちろん、その前哨戦となる数々の映画賞で、オスカー作品賞受賞作「ムーンライト」、同監督賞受賞作「ラ・ラ・ランド」としのぎを削ってきた必見作です。

 

ボストン郊外で便利屋をしている孤独な男リー(ケイシー・アフレック)は、兄ジョー(カイル・チャンドラー)の急死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ってくる。兄の死を悲しむ暇もなく、遺言で16歳になるおいのパトリック(ルーカス・ヘッジズ)の後見人を引き受けた彼は、おいの面倒を見るため故郷の町に留まるうちに、自身が心を閉ざすことになった過去の悲劇と向き合うことになり……

 

 

「ギャング・オブ・ニューヨーク」の脚本で知られるケネス・ロナーガンが監督・脚本を務め、「ジェシー・ジェームズの暗殺」「インターステラー」のケイシー・アフレック(あのベン・アフレックの弟ですよ!)が主演。第89回アカデミー賞では作品賞ほか6部門にノミネート。アフレックが主演男優賞ロナーガン監督が脚本賞を受賞しました。プロデューサーはマット・デイモン。本作は当初、マット・デイモンが製作を務めるだけではなく、自らが監督と主演を手掛ける作品として企画がスタートしたのですが、スケジュールの都合で監督と主演をまっとうできない事態に見舞われたことにより、彼は製作者として作品に関わり続けることを選び、監督をロナーガンに、主演を幼いころから友情を築いてきたケイシー・アフレックへと引き継ぐことを決意。その結果は……周知の通りですね。

 

マンチェスター・バイ・ザ・シーは、アメリカ合衆国の北東部マサチューセッツ州にある海に面した街です。州都はボストンで、ロナーガン監督はケイシー・アフレックにボストンなまりで話すよう指示したそうですが、ケイシーはなかなか聞き入れなかったそう。ただ、その直後、セットに迷い込んだ地元の少年がボストンなまりで話しているのを2人は耳にすることになり、監督は再度ケイシーに要求したというエピソードも。

 

実は私、この映画の公開を楽しみにしていたのです。一見、重そうな感じではあるのですが、優しいストーリー運びをぜひ劇場で確認してみてください。

 


 

マンチェスター・バイ・ザ・シー(Manchester by the Sea)

 

監督:ケネス・ロナーガン
製作年:2016年
製作国:アメリカ
上映時間:137分
配給:ビターズ・エンド、パルコ
http://www.manchesterbythesea.jp/

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